圧倒的なPerformanceを実感する
【試乗日:2019年5月18日】
新型「RCF “Performance package”」を試乗してきたのでレビューします!
出典:LEXUS HP
モンスターマシンRCF “Performance package”の仕様はいかに!
価格
- メーカー希望小売価格:14,320,000円 (税込)
主な仕様
- 寸法:全長4,710mm・全幅1,845mm・全高1,390mm・ホイールベース2,730mm
- 搭載エンジン:V型8気筒エンジン
- 総排気量:4,968L
- 最高出力:481PS
- 最大トルク:535N・m/4,800r.p.m.
- 駆動方式:FR
- トランスミッション:電子制御8速オートマチック
出典:LEXUS HP
ベースモデルからの主な変更点は?
エクステリア
- フロントスポイラー ⇒ カーボン仕様
- エンジンフード ⇒ カーボン仕様
- ルーフ ⇒ カーボン仕様
- ロッカーフィン ⇒ カーボン仕様
- リヤウイング ⇒ カーボン(固定式)仕様
- リヤディフューザー ⇒ カーボン仕様
- マフラー ⇒ チタン製4連エキゾーストマフラー
- ホイール ⇒ 軽量鍛造アルミホイール(BBS製・マットブラック塗装・スプリット5本スポーク)
- ブレーキ ⇒ カーボンセラミックブレーキ
- キャリパー ⇒ レッドブレーキキャリパー
インテリア
- シート表皮 ⇒ アルカンターラ® /セミアニリン本革
- 後席装備 ⇒ 後席センターアームレスト (トランクスルー機構付) /カップホルダーの装備なし
上記のようにあらゆるパーツをカーボン仕様に変更して大幅に軽量化された
RCF “Performance package”のイメージムービーをご覧ください!【音量注意】
RCF “Performance package”の試乗予約をします!
この「RCF “Performance package”」は稀少車のため試乗車をあまり見かけません。
レクサスのホームページにて検索をかけたところやはり2019年5月の時点で
関東圏(東京・神奈川に絞る)で2台しか試乗車がありませんでした。
その貴重な2台の試乗車を確保していた店舗は
神奈川県横浜市にある「レクサス山下公園」と「レクサス都筑見花山店」です。
さっそくその貴重な2台を取りこぼさないために速攻で試乗予約しました!
試乗予約の方法についてはLEXUS公式ホームページにて簡単に試乗予約できます。
RCFの試乗予約
RCF “Performance package”の試乗をします!
最初に向かったのは「レクサス山下公園」です。
さっそくお目当ての「RCF “Performance package”」の登場です!
この試乗車のボディカラーはレクサス車でダントツの人気を誇る
「ホワイトノーヴァガラスフレーク」です。
GOOD
ホワイトボディにカーボンが強調されてものすごい戦闘力が伝わってきます!
新たに採用された三眼ヘッドライトも革新的です!
GOOD
テールランプの形状も斬新でL字の鋭さが強調された仕様に
ブラッシュアップされています!
強い主張の印象を持っていたカーボン仕様の固定式リヤウイングですが
予想以上に存在感を主張していませんでした。
リヤウイングのデザインとサイズがRCFのボディに違和感なくマッチングしています。
それでは試乗してみます!と行きたいところですが・・・
この日は横浜地区のイベント開催とのことで残念ながら公道での試乗はできませんでした。
10分程「RCF “Performance package”」を目で堪能させて頂きお店を後にしました。
さて気を取り直して
続いて向かったのは「レクサス都筑見花山店」です。
この試乗車のボディカラーは「グラファイトブラックガラスフレーク」です。
見る角度によってブラックカラーの奥にひそむメタリックカラーのギラつきが
ボディの表情を変化させます。
ついにRCF “Performance package”を公道で試乗します!
期待に胸が膨らみ心拍数が上昇します!
エンジン始動!
その瞬間チタン製4連エキゾーストマフラーの官能的なサウンドに感動して
鳥肌が立ちます。
そして試乗してすぐに感じた第一印象は「ものすごく軽い!」
ベースモデルのRCFと比較すると車両重量の軽量化が手に取るほど感じ取れます。
試乗して感じたリアルな実感をピックアップします!
- ハンドリングの実感
GOOD
軽量化の恩恵とボディ剛性の強化によりハンドルを切ると自分の思い描いた方向に
素直にトレースしてくれます。
- カーボンセラミックブレーキの実感
GOOD
・強弱のコントロール性バツグンです。
・深くブレーキを踏込むとリヤがジャックナイフしてしまうぐらい効きます。
・低温時の制動力なので高温時はさらなる制動力を間違いなく期待できます。
このブレーキシステムは4輪分で約20kg軽量されています。
※1輪分が約5kgの軽量(計算上)
- マフラーの実感
GOOD
チタン製4連エキゾーストマフラーは乾いた甲高い音質で官能的なエキゾーストサウンドを
奏でてくれます。
- リヤカーボンウイング(固定式)の実感
強烈なダウンフォースを発生させるリヤカーボンウイングの空力性能は
残念ながら法定速度制限により試せませんでした・・・。
- インテリアの実感
GOOD
・統一されたフレアレッド(アルカンターラ仕様)がつねに戦闘モードです。
・シートのホールド感もフルバケ並みにバツグンでG発生時には安心して身を任せられます。
・高級車御用達のアルカンターラの質感はレクサスオーナーを裏切りません。
出典:LEXUS HP
軽量化のため仕方ありませんが▲なところがいくつかあります。
- シートヒーター選択不可
- シートベンチレーション選択不可
- パワーシート選択不可
- ステアリングヒーター選択不可
前期型RCFと並べて比較するとフロントフェイスの鋭さが増したことがよく分かります。
ヘッドライトの形状変更によりフロントバンパー両サイドに位置するエアダクトの形状も
スクエアに変更されています。
今回試乗したモデルのRCF “Performance package”はRCFのハイパフォーマンスモデルです。
お値段以上のパフォーマンスを兼ね備えたレクサス史上類を見ない
スーパーモンスターマシンでした!(LFAは除きます・・・)
- RCF 10,420,000円 (税込)ベースモデル
- RCF “Carbon Exterior package” 11,220,000円(税込)パフォーマンスモデル
- RCF “Performance package” 14,320,000円(税込)ハイパフォーマンスモデル