モンスター級排気量「5L」の宿命
RCFにかかる年間の維持費
さっそく「ガソリン代と燃費」を公開します!
【 結果発表(ガソリン代) 】
203,489円(税込)
いきなり驚異の数字を叩き出しました!
これがタイトルの通り大排気量5Lエンジンを搭載したRCFの宿命です!
実際にかかったガソリン代を月ごとに見ていきます!
使用しているガソリンの種類はハイオクガソリンです。
RCFの使用頻度は「週4回程度」で走行距離としては「週200km程度」です。
月ごとのガソリン代
(2020年)
- 1月:8,290円(1回給油)
- 2月:8,280円・6,840円(2回給油)
- 3月:6,375円(1回給油)
- 4月:0円(0回給油) ※4月7日緊急事態宣言発令
- 5月:6,895円・6,105円(2回給油)
- 6月:6,250円・4,950円・6,850円・4,300円(4回給油)
- 7月:6,805円・7,455円(2回給油)
- 8月:6,980円・7,610円・6,915円・5,925円(4回給油)
- 9月:8,335円・6,180円・6,655円(3回給油)
- 10月:6,285円・6,380円・5,470円・6,360円(4回給油)
- 11月:5,485円・5,755円・6,075円(3回給油)
- 12月:7,205円・7,105円・5,205円・5,985円・5,184円(5回給油)
4月の緊急事態宣言が発令された以降にRCFの使用頻度がかなり上がりました。
感染リスクを下げるため電車での移動を100%避けたためです。
その結果が驚異の数字に表れました。
通常であれば月に1・2回給油する程度で使用頻度も週2回程度です。
それでも年間でかかるガソリン代は10万円以上を見込んでおいたほうが良さそうです。
運命を左右するハイオクガソリンの平均単価はいくら?
この驚異の結果を叩き出した要因の1つとして高騰しているガソリンが上げられます。
まずはそこを見ていきます。
月ごとの平均単価(東京都)
(2020年)
- 1月:162.7円/L
- 2月:160.4円/L
- 3月:154.1円/L
- 4月:145.0円/L ※4月7日緊急事態宣言発令
- 5月:139.8円/L
- 6月:142.8円/L
- 7月:143.6円/L
- 8月:146.1円/L
- 9月:146.7円/L
- 10月:145.8円/L
- 11月:144.8円/L
- 12月:146.5円/L
引用:資源エネルギー庁
月の後半は140円台をキープした水準に落ち着きひと安心しましたが
年始の160円/L越えが続いた場合は「お財布へのダメージ」は計り知れません。
上記のハイオクガソリン単価を年間の平均単価に換算すると
「148.2円/L」という数字になります。
このハイオクガソリンの平均単価はあくまでも東京都全域の平均値なので
実際は地域によって平均値をはるかに上回る単価で販売している「強気モード」の
ガソリンスタンドも存在します。
その「強気モード」を回避するために全国のガソリンの適正価格(相場)が分かる
まとめサイトをいつも活用しています。
GOOD
このサイトは全国のガソリン価格が実在するガソリンスタンドごとに
ランキングされています。
どこのガソリンスタンドが最安値なのか一目でわかります。
とても便利ですのでぜひ活用してみてください!
ガソリンの急騰による「お財布へのダメージ」とは?
大排気量エンジンのモンスターマシンにとってガソリンの急騰は
お財布に大きなダメージを受けることになります。
実際にその「お財布へのダメージ」はどのぐらい受けるのか?
上記のハイオクガソリンの平均単価をもとに計算してみます。
RCFの燃料タンク最大容量は「66L」です。
平均単価の最高値の1月と最安値の5月を比較すると
- 最高値:1月⇒162.7円/L × 66L = 10,738円
- 最安値:5月⇒139.8円/L × 66L = 9,226円
10,738円(1月) - 9,226円(5月) = 1,512円
このように1,500円以上の差額が生じるので
1,500円 × 12ヶ月(1年間) = 18,000円
という大きな数字になることが分かります。
このハイオクガソリンの価格差が「お財布へのダメージ」につながります!
レクサスオーナー必見の「smartGLink」というとても便利な携帯アプリから
毎月の平均燃費と通算燃費を確認していきます。
注意事項
・このアプリを利用するにはレクサスオーナーズIDが必要です。
・このアプリは2022年3月31日にサービス終了予定です。
※サービス終了後は新サービスの「My LEXUS」に移行します。
smartGLink
アプリで確認すると実走値の通算平均燃費は「6km/L」という
目を疑う驚異の数字です。
つぎにRCFのカタログ値(WLTCモード)を確認します。
カタログ値
- 燃料消費率:8.5km/L
- 市街地モード:5.3km/L
- 郊外モード:9.0km/L
- 高速道路モード:11.0km/L
WLTCモードとは?
世界統一試験サイクル(World wide-harmonized Light vehicles Test Cycle)
出典:国土交通省HP
愛媛トヨペットのHPでとてもわかりやすく解説してくれています。
このWLTCモードの導入によりさらに細かいシチュエーションでの燃料消費率が
計測できるようになりました。
アプリの実走値の通算平均燃費「6km/L」は市街地だけではなく
主要幹線道路と高速道路を頻繁に使用した数値の結果です。
言い換えると信号がない道路を頻繁に走行して出た結果です。
注意事項
- 燃料消費率:8.5km/L⇒6km/L(2.5kmの差)
- 市街地モード:5.3km/L⇒3.72km/L(1.58kmの差)
- 郊外モード:9.0km/L⇒6.3km/L(2.7kmの差)
- 高速道路モード:11.0km/L⇒7.74km/L(3.26kmの差)
この数字だけ見ると3モードを設定したWLTCモードの導入後も
実走値とカタログ値の差が大きいことがわかります。
ちなみにRCFは下記の通り4パターンのドライブモードを選択することができます。
この4パターンのドライブモードの中で今回の計測は一番燃費効率が良いとされる
「ECOモード」を巧みに活用した結果です。
ということで実感したリアルな燃費率をわかりやすく★印で表してみました。
- ECOモードの燃費
ECOの実感を感じ取ることはできません
- NORMALモードの燃費
大排気量の燃費(宿命)を感じられます
- SPORTSモードの燃費
見る見るうちにガソリンが減っていきます
- SPORTS+モードの燃費
もはや★を1つも付けられないレベルの域です
※あくまでも燃費率の実感ですので性能とは関係ありません。
RCFを性能重視で購入する分にはまったく問題はありませんが燃費も考慮してしまうと
上記のような驚くべき結果を目の当たりにするので要注意です。
ここでおさらいします。
RCFの通算平均燃費「6km/L」です。
この数値は燃費効率重視の「ECOモード」を巧みに活用した結果です。
活用しなかった場合は想像の域をはるかに超えることは間違いありません。
よって購入する前にこの現実を頭の片隅に入れておく必要があります。
GOOD
しかし購入したらその現実すら忘れてしまうほどのステータスが必ず待っています。
これもまた現実です!
それにしてもこの結果「203,489円」は脅威そのものです・・・。
その脅威を最大限にやわらげてくれる決済サービスがあります。
それはENEOSサービスステーションで使えるENEOS発行の「ENEOSカード」です。
GOOD
このENEOSカードはガソリン(軽油)が最大で「7円/L引き」という
とてつもない恩威を受けられますのでぜひ活用してみてください!
おすすめ
この結果はあくまでも目安としてご参考にしてください。
次回はRCFで利用したコインパーキングの利用料金を公開します!